【オーストリア】ウィーン市議選で反難民の右翼政党・自由党が大躍進
オーストリア首都ウィーンの市議選で、極右政党・自由党が「前回より約6.4ポイント高い約32%」の得票率を記録し過去最高を記録しました。
オーストリアは、ドイツに向かうために難民が通過する国で、これまで多くの難民が滞在・通過をしてきました。英ガーディアン紙によれば、ここ数ヶ月で、ウィーンにも数万人の難民がドイツに向かうために通過したとのこと。
記事ではウィーンの人々が食事や衣類を難民へ寄付してきたことに言及しながらも、急激な難民増加に伴う不安が極右政党への支持につながったと指摘しています。
市長選は、任期20年目の現職ミヒャエル・ホイプルが、自由党のハインツ=クリスティアン・シュトラーヒェ候補を大きく突き放して勝利を収めました。