シリア難民の現状がわかるインフォグラフィック(旧版)
2014年のものですが、シリアの危機的な状況が伝わるインフォグラフィックを紹介します。
シリア戦争は4年目に突入。数百万人が家を追われ、その半分は子供である。彼らは適切な学校教育を受けていない。この状況が劇的に改善されなければ、シリアでは教育や学習の機会をもたない世代が生まれる可能性がある。
- 1日平均6,000人のシリア人が出国している
- 2012年に10万人だった難民が2014年後半には350万人にまで増加している(20年前のルワンダ以降、最悪の数字)
- シリア難民はルクセンブルクの人口の5倍に達している。
- レバノンに暮らす人の1/6が、ヨルダンでは1/12がシリア難民である。
- 世界の国家の40%はシリア難民の数よりも人口が少ない
- シリア難民の50%が子供である。その数はエストニアの人口に匹敵する
- 2004年には10歳未満の子供91%が学校に行っていたが、ヨルダンとレバノンに暮らす過半数が学校に行っていない。
- レバノンで暮らすシリア難民の26%の家庭で、経済的な事情から学校に行けない子供がいる
- レバノンで暮らすシリア難民の29%の家庭で、学校設備が不十分、または地域に適切な学校がないために就学していない子供が1人以上いる
- 学校にいけなくなったり中退する子供の割合は、レバノンの平均の2倍である。