シリア難民危機を考えるブログ

シリア難民に関する情報を集約していきます。難民問題と切り離せないシリアや中東情勢についても検証します。

シリア情勢

シリア紛争による死者47万人と推計。国連の発表と約2倍の開き

シリア政策研究センター(SCPR)という民間の団体が、2011年に勃発したシリア紛争の影響をまとめたれ報告書を公表しました。それによると、死者数は47万人に達し、国連統計の2倍に及ぶとしています。そして、国内では人口の45%が難民化したことで人材育成基…

アメリカがイラクに特殊部隊を展開

米軍特殊部隊200名をイラクに投入 カーター国務長官は12月1日、アメリカ下院軍事委員会で対「イスラム国」でイラクに特殊部隊を派遣すると説明しました。 主な任務は「イスラム国」幹部の拘束、人質の解放、情報収集など、地上での作戦を補完する役割を担う…

ロシア軍用機撃墜。懸念されていた偶発的衝突のリスク

11月24日、トルコの領空を侵犯したロシア軍用機がトルコ軍のF16戦闘機に撃墜され、さらに救助に向かった別の飛行機も墜落するという事件が発生しました。トルコは北大西洋条約機構(NATO)の一員ですが、NATO加盟国がロシア機を撃墜したのは1950年代の朝鮮戦…

ロシア空爆で1,300人以上、そのうち民間人は403人?

時事通信は、イギリスに本拠地を置くNPOシリア人権監視団の情報として、ロシアがシリア領内で空爆を開始した2015年9月30日以降、死者の数が1331に人にのぼると報道しました。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-00000197-jij-m_estheadlines.yahoo…

パリ同時テロ後にシリア空爆を強化したロシアの思惑

パリ同時テロ事件を「イスラム国」による戦争行為とし、フランスはシリアへの報復爆撃を開始しました。フランスも参加するアメリカ主導の「有志連合」による対「イスラム国」への空爆は、2014年8月以降、すでに8000回を超えました(11月12日現在)。パリでの…

フランスの対「イスラム国」空爆の経緯まとめ(2014年〜)

アメリカ主導の有志連合に参加して以降のフランス軍による空爆の経緯をまとめました。2014年8月にアメリカが「イスラム国」をターゲットにした空爆をイラクで開始して以降、イラク・シリア両国内で8000回以上の空爆が行われてきました。 フランス軍は当初、…

フランス軍が「イスラム国」の首都、シリア・ラッカで大規模な空爆を開始

フランス軍は、「イスラム国」が首都と自称するシリアの都市ラッカで大規模な空爆を開始したと発表しました。 French Warplanes Strike Islamic State Militants in Syria(NewYorkTimes) In wake of Paris attacks, France launches 'massive' airstrikes …