ヨーロッパへ海路で渡った難民が75万人を突破〜11月05日現在
凍える冬を前にして、10月になっても難民流入の増加スピードは止まることなく、さらに加速する事態となりました。
2015年になって、海路でヨーロッパへ渡った難民が10月2日に50万人、10月19日に60万人とお伝えしましたが、UNHCRによると11月5日現在、その数が75万人を超えています。
10月はアフガニスタンからの流入者の割合が増えたのが特徴。ドイツはアフガニスタンからの難民を状況によっては本国送還することに言及しており、取り締まり強化を前に急増したとの情報もあります。
11月05日現在
海を渡って到着した人数:752,072人(10月19日 615,895人)
死者/行方不明者:3,440人(同3,105人)
人口割合
男性:65%(同65%)
女性:14%(同14%)
子供:20%(同20%)
国別構成
シリア:52%(同53%)
アフガニスタン:19%(同16%)
イラク:6%(同5%)
エリトリア:5%(同6%)
ナイジェリア:2%(同3%)
パキスタン:2%(同2%)
ソマリア:2%(同2%)
スーダン:1%(同1%)
ガンビア:1%(同1%)
バングラデシュ:1%(同1%)