女性カメラマンに蹴られた元サッカーコーチの男性をスペインが支援表明
ハンガリーの国境地帯で、国営テレビの女性カメラマンに蹴られて転倒した男性が、シリアで元サッカーコーチとして活動していたことが判明。スペインのマドリードに近いヘタフェ(Gatafe)という街が、サッカーコーチとしてのキャリアを再開させるための支援をすると表明して話題になっています。
国境地帯で彼の息子とともに転倒させられた映像が世界中に配信された後、オサマ・アブドゥル・モフセン氏はドイツに向かったとのこと。そこでインタビューに答えた彼は、シリアの競合サッカーチム アル・フトワでサッカーコーチをしていたことが判明しました。
その記事を見たスペイン セナフェの関係者がモフセン氏をスペインに招き、サッカーコーチとしてのキャリアを再開させるための支援を決断。スペイン語教育などを受けた後、すぐに地元のサッカーアカデミーで指導者としての仕事を開始するとのこと。マドリード近郊に家も手配しており、関係者は「ヘタフェの自宅の費用は我々の広報予算から捻出した」と説明しています。
モフセン氏の妻や残りの2人の子供は、まだトルコに滞在しているといい、今後、家族もスペインに呼び寄せ新たな生活を開始する見込みだとしています。
Macar kameramanın çelme taktığı mülteci teknik direktör Osama Abdul Mohsen ile oğlu Zaid Madrid'de pic.twitter.com/2uleEx7wkc
— SPORX.COM (@sporx) 2015, 9月 17
Syrian father who was tripped up by Hungarian camerawoman is offered job in Spain: Osama Abdul Mohsen and his ... http://t.co/n3C9oFJ0Gz
— _ayam Ðr Fåräß$_# (@owolabipeter1) 2015, 9月 16